2021-03-26 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
三 再造林に当たっては、適地適木を原則とすること。また、特定苗木を用いた植栽については、地域の実情も踏まえつつ、区域指定や施業の基準となる考え方を国として示すこと。 四 未更新地の解消を図るため、再造林に係る省力化・効率化、苗木供給量の拡大、苗木生産者の支援に係る施策を拡充すること。
三 再造林に当たっては、適地適木を原則とすること。また、特定苗木を用いた植栽については、地域の実情も踏まえつつ、区域指定や施業の基準となる考え方を国として示すこと。 四 未更新地の解消を図るため、再造林に係る省力化・効率化、苗木供給量の拡大、苗木生産者の支援に係る施策を拡充すること。
三 再造林に当たっては、適地適木を原則とすること。また、特定苗木を用いた植栽については、地域の実情も踏まえつつ、区域指定や施業の基準となる考え方を国として示すこと。 四 未更新地の解消を図るため、再造林に係る省力化・効率化、苗木供給量の拡大、苗木生産者の支援に係る施策を拡充すること。
○国務大臣(林芳正君) 今、委員と林野庁長官やり取りしていただいたように、原則はあくまで適地適木ということでございまして、特定母樹の種穂では生産ができない地域、樹種等については、この特定母樹から生産された種苗の提供は要しないということでございます。
造林の件でございますけれども、造林におきましては基本的にもう適地適木というものが原則でございまして、私どもとしては、特定母樹から生産される種苗につきまして、その造林に適さない土地への植栽でありますとか、森林所有者等の意向に反した植栽と、こういったものを求める意図はございません。
ただ、いずれにしましても、適地適木の観点から杉を植えられているというふうに考えられるわけでございますけれども、例えば、昭和四十五年に、人工の造林面積というのは三十六万ヘクタールなんですね。このときに、杉の植樹というのは十二万七千ヘクタールで、人工造林面積のうち杉の植林面積は三五%だったんですね。それが、今平成十五年はどうかといいますと、二万五千ヘクタールなんですね、人工造林の面積が。
つまり、花粉症の問題がなくてもこういうものは、もちろん適地適木というんですか、それは必要だと思います。しかし、バランスをとるという観点からも、今新たにわざわざ杉を植えていく必要というのは極めて例外的なケースに限るように、検討をちょっと事務方に指示していただくお考えは、大臣どうですか。
○政府参考人(前田直登君) 御案内のように、国有林の管理経営に当たりましては、公益機能の維持増進、こういったものを旨といたします経営方針の下で公益機能の発揮を図っていく、向上を図っていくという観点で、適地適木、こういった考え方に立ちまして、立地条件に応じて長伐期施業ですとか、あるいは複層林の整備あるいは針葉樹と広葉樹との混交林、こういった施業を進めているところでございます。
それから、造林の樹種の問題であるわけでございますが、基本的には、気候なり土壌なり自然条件に合った適地適木というものを植えていくというのが森林造成の基本でありまして、公団造林におきましては、そのほかに契約者との一応協議をして植えるというような状況にあります。
具体的には、適地適木といいますか、その土地に本当に合った木を植えるとか、あるいは複層林施業とか長伐期施業といったような災害防止も十分念頭に置いた山の管理を行ってまいりたいと考えております。
私ども、このために、具体的には適地適木といいますか、この広島の真砂土のような地域につきましては、松くい虫の耐性松とか、あるいはアベマキと言っている、これはクヌギの一種でございますけれども、こういった広葉樹を積極的に植える。それから、せっかく植えた木も、後、手入れが必要でございます。下刈りとか間伐はきちんと実施するというようなこと。
適地適木という言葉をお聞きになられたかと思いますがご造林の目的、プロジェクトの目的、それかも現地の状況を勘案しながら途上国政府とも十分協議の上、慎重に樹種を選定しているところでございます。
それから、災害に強い森林の造成を図るべきだというお話については全くそのとおりでございまして、今後の森林整備に当たりましても、立地条件等に即しまして、先ほど申し上げましたように、その土地に合った木を植えていくという適地適木、これを旨とした樹種の選定を行いますとか、峰沿いあるいは沢沿いに保護樹帯等を設置いたしますとか、広葉樹を育成するとか複層林を造成する、こういったきめ細かな対応を行うことによりまして、
したがいまして、いわゆる木材生産をする森林、あるいは公益的な機能に向ける森林、こういったものにつきましては、森林計画等々によりまして、地域の区分等もある程度行う中でそれに合った施業をしていくということでございますが、実際の山の取り扱いにつきましては、ただいまお話にございましたように、土地に合った木を植えていく、あるいは土地に合った木を育てていくということ、いわゆる適地適木の原則に沿いまして、人工林に
しかしながら、今後の森林整備に当たりましては、先生御指摘のとおり、立地条件等に即しまして適地適木を旨といたしまして樹種を選定すること、あるいは保護樹帯の設定を行うというようなこと、それから広葉樹の施業を導入すること、複層林施業等、こういったきめ細かな施策を今後実施することによりまして、当然治山事業等の計画的な実施とも相まちまして、災害に強い健全な森林の整備に努めてまいりたいというふうに存じております
今後の森林整備に当たりましては、その立地条件等に即しまして、適地適木を旨とした樹種の選定、保護樹林帯の設定、そうしたことを進めるほか、広葉樹施業、複層林施業等きめ細かな施業を実施いたしまして、治山事業の計画的な実施と相まって、災害に強い健全な森林の整備に努めてまいりたい、こう思っているわけでございます。
また、保安林以外の普通林であった場合には、被害地の被害地造林等により植栽を行う事業がございまして、現地の調査の結果を踏まえ適切な対応を図っていきたいと考えてございますが、適地適木という観点に立ちまして今後の復旧を図っていくことが必要であるというふうに考えております。
しかしながら、林野庁といたしましても、地域の立地条件等適地適木を旨としまして樹種の選定を行い、災害に強い健全な森林の整備を行うとともに、森林だけではカバーできませんそういう部分につきましては、林地保全のための治山事業をあわせて推進するということで対処してまいりたいというふうに考えております。
また、その報告書で、根系の深い広葉樹をという御指摘でございまして、これも一般の森林所有者が行います林業経営を主体とした中ではなかなか難しい面もございますけれども、公共事業でやっております治山事業の中では積極的に広葉樹の樹種を取り入れてこれまでもやっておりますし、今後も森林災害の防止というような観点から地域の立地条件等に即して、適地適木を旨として樹種の選定を行うと同時に、一度に全部の木を切らないという
これにつきましては、二十八年の災害の後鋭意植えました、今回ちょうど三十年から四十年ぐらいになりました木が倒れたわけでございますけれども、そういう森林を、災害に強い森林を整備していくという考え方から、その場所におきます気象条件だとか地質、土壌条件、そういうものを勘案しまして、適地適木で対応していくということが基本かと思います。
○田中(恒)政府委員 多少前段のことについてもお答えさせていただきたいと思いますが、おっしゃいますように、資産除却が少なければ少ないほどいいということでございまして、私どもも適地適木に徹して立派な施業をするように努めておりますので、だんだん効果が上がっておると申してよろしいかと思います。
やはり苗畑というのは適地適木ということで、そこに適した苗木をつくって、そして山を緑で覆っていく、こういうことでやっているわけですが、安易に苗畑をつぶしていく。もう一つ、苗畑をつぶしていくというのには、これは特に大臣にお伺いしたいわけですが、日本の現在の景気も、一皮むけばここ五、六年の間に五、六百万ぐらいの労働力が多くなってくるということが予測されているわけですね。
また、これからのこの植林事業の中にナラ、クヌギ林の広葉樹造林も進めるべきで、ぜひこの指導もお願いしたいと思うわけなんでございますが、そういう指導に際しては、やはり適地適木の研究もあわせて促進して指導していただきたいと思うわけでございます。 ついては、このシイタケ原木の需要とナラ、クヌギの植林の推進についてどうお考えになっているのか、長官から政府の方針をお伺いしたいと思います。
それから、跡地の問題でございますけれども、これは御案内のように、森林につきましてはそれぞれの地域、それから土壌条件等によりましてどういうふうな樹種を植えたのがいいのか、こういうふうなことでございますが、これにつきましては、民有林につきましてもある程度土壌調査というふうなものを行っておりますので、できるだけその土壌調査に基づきましていわゆる適地適木ということで造林していただきたい、こういうふうに思っております
○政府委員(田中恒寿君) 先生御指摘いただきましたように、日本の国の自然は大変にきめの細かい成り立ちになっておりますので、やはり十分それを調査した上での適地適木と申しますか、そういうことに徹底していかなければならない。
○政府委員(田中恒寿君) 森林の広範な公益的機能を発揮させるには、広葉樹施業とか、複層林あるいは天然林施業等が効果的だと思いますので、適地適木に徹しまして、そのような方向で進めてまいりたいと思っております。 ─────────────